ようやく夏休みに入って毎日楽しく生きてます、いとです。
関ジェネ感謝祭に参加させて頂きました。今回のレギュレーションはWCSの世界大会のレギュレーションということで、個人的にガマゲロゲ憎しなのでガマゲロゲに有利取れそうなデッキをいろいろ考えた結果、レベルボール使えないらしいしバットやライチュウやリーフィアはちょっと減るんじゃないかな〜?なんて適当な予想をしてナンスグラードンを使うことにしました。
しかし現実は厳しくライチュウとリーフィアとクロバットがめっちゃ多かった…
自分の結果としては3-2でまたいつもの一歩足りていない感じで終わってしまいましたが、ナンスグラという選択自体が悪かったというよりはプレイングの部分の未熟さと、デッキを組むにおいて幾つか取捨選択をしなければならない部分が存在しそこでの選択が裏目に出てしまったことが原因だったのではないかと考えています。

まずレックウザメガバトルの頃と世界レギュを比べて1番グラードンに影響を及ぼすのは奥の手の禁止だと思います。奥の手の禁止が影響するのはグラードンに限らずほとんどのデッキだとは思いますが、ポイントとしては灼熱の大地の効果をあまり発動する余裕がなくなること、アララギでどうしても手札を捨てなければいけない時にゲンシグラが2枚集まっていたりしていると回収できないので計画が破綻することの2点が大きいと思います。特に灼熱の大地については非常に大きく、ゲンシグラデッキでは格闘エネルギーが多めに入るのでそのエネを掘り進めるドローソースとして扱えるのは非常に優秀だったのですが、奥の手が使えなくなると安易に格闘エネルギーを捨てるとトラッシュから回収できないので2体目のゲンシグラに4エネつけられないということが起きてしまいます。
またこの2つの問題点はすごいつりざおを使用できる場合同時に解決できるのですが、それも今回のレギュレーションではつかえないので苦しいところです。聖なる灰は普段いらなさすぎる。

さて上のようなことを踏まえて今回自分が取捨選択しなければならなかった部分を幾つか振り返ってみつつ、反省していきたいと思います。
まずはポケモンについて、ナンス4グラ3-3は自分の中で確定で、関ジェネの当日まで悩んでいたのがランドロスを1枚入れるかどうかでした。というのもこのままランドロスを入れなかった場合ライチュウリーフィアに非常に厳しく、また自分はナンスグラのミラーマッチが多いとも予想していたのでその場合相手のゲンシグラードンにハンマーヘッドで少しでも削りを入れられれば、ファイティングスタジアム込みのガイアボルケーノで襷やお守りを考慮しても倒せる可能性を作れるのでランドロスの採用は良い選択のように思えていたのです。
加えてドンファンも一定数以上いるだろうという予想はしていたのでランドロスが居れば、グラードンで暴れる前にみがわりロボを壊す役割も持ててナイスです。
ただ当然悪い点も存在して、まずランドロススタートした場合ガマゲロゲや白レック、イベルタル系に猛烈に不利になること、そもそもソーナンスでスタートできる可能性が下がってしまうことでシェイミでドローされてしまう可能性が高まることも不安要素でした。
結論から言えば、ランドロスを自分は入れなかったのですがその理由はやはりランドスタートを怖がったのとそれよりも入れたいカードが出てきたからでした。そのあたりについてもう少し後に書いてみます。

次にナンスグラードンデッキ構築で大きく個人の考えや環境への捉え方が出ると思っている部分がポケモンの道具、持ち物の選択です。主にゲンシグラードンに何をつけてあげるかが問題で、自分の中では硬いお守りかタスキか弱点保険の3択でした。
特に何もない場合の汎用性が最も高く腐りにくいカードが硬いお守りで、画竜点睛やハチマキつきのエメラルドブレイク、ストロングマシマシのゲンシグラードンなんかもケアできるタスキ、リーフィアのエネクラが主で突然の草ポケモンにも崩されないのが弱点保険という役割の違いです。
今回主にソーナンスに貼るために軽石を2枚採用していて、デッキスペース的にもグラードンのための道具枠は3枚しかなかったので硬いお守り2のタスキ1という選択をしました。
ですがここは今考えるとかなり怪しい選択で、レベルボールがつかえないにしても竜レックと当たる確率とリーフィアと当たる確率を考えたら遥かにリーフィアの方が高いだろうことは予想できたので、お守り2保険1にすべきだったのかなあと悔やまれるところです。

スタジアムについて、上で述べたように灼熱の大地を使うことは自分の中ではもう有り得なかったのでスイクンと、ストロングをグラに貼ってしまっていた時にめんどくさいギルガルドで詰んでしまわないようにファイティング3サイレントラボ2にしました。

サポートについて
ナンスグラの場合自分だけグラードンをベンチに隠しながら、相手のベンチの危険因子をフラダリで引きづりだしてガイアボルケーノで潰していくというのが理想の流れになるのでフラダリは2枚以上確定し、できれば3枚くらいほしいところなのですが序盤にフラダリが手札にダブつき展開できないことだけは避けたかったので2枚に。
サーチャーはコンプレッサーを入れてない都合上、試合開始2ターン目までに来られてしまうと困るのではないかということで2枚に。しかし、こうするとフラダリを打てる回数が理論最高でも4回になってしまいい、おそらく現実的にはフラダリで2回しか打てなさそうな香りがしてしまいます。

色々必要なサポートを優先順位の高い方から組み込んでいくと、サポート枠に割ける分の残り1枚だけ最後に何を入れるか迷う状況になったのでそこでどういう選択肢があったのかを振り返ってみます。
候補としてはアクロマ、4枚目のN、ダイゴ、クセロシキ、AZでした。
アクロマは終盤にスタジアムとストロングを引かないといけない場合など複数のパーツを同時にもってこなければならない時に使えるのではないかと考えたのですが、あまりベンチに数を並べないこのデッキで相手に依存してまで使うカードではないということで没。
4枚目のNは、このデッキは序盤はソーナンスを壁にして時間を稼ぐので相手がサイドカードを先行しやすく、Nは非常に噛み合うカードなので候補に。
ダイゴは、グラードンに毎ターン確実にエネルギーを貼るという、このデッキで勝つために必須の要素をグッズに頼らずに達成してくれる非常に有用なカードでガマゲロゲがブルブルしてる時にコルニからの手紙ではエネルギーを持って来られない時に有効性を感じます。デッキパワーの最大値をあげるのではなく事故率などをケアして最低値を引き上げてくれるイメージのカード。
クセロシキもガマゲロゲを意識しながら、ガマゲロゲ以外にも汎用性があるカードです。ガマゲロゲと練習試合をしている時に、グラードンに付いてしまったヘッドノイザーやガマゲロゲのハチマキとダブル無色エネルギー、後ろに控えていたイベルタルのダブル無色エネルギーなど壊したい物が山ほどあり、ドンファンとでもストロングエネルギーを壊せるなど使い道は多そうだったので候補に。こちらのバトル場がソーナンスだと、相手はケルディオでかけつけられないしシェイミも使えないのでダブル無色エネルギーを前のガマゲロゲから剥がすとブルブルパンチが止まる可能性もあるかなという期待もありました。
AZはグラードンがゲンシグラードンになるまでの1ターンの隙にフラダリで前に出されて、ガマゲロゲのブルブルパンチで入れ替えや軽石が使えなくなってしまった時にグラードンが殺される前に回収できるかなと思って候補に入れたのですが、汎用性が低いので没に。
そしてこの候補の中から何を選んだかですが、会場についてからガマゲロゲが嫌い過ぎて、ランドロスを抜いてダイゴとクセロシキを入れました。

そして初戦にライチュウリーフィアと当たった時は頭抱えました…
結果としては予選5回で1度もガマゲロゲに遭遇せず、クセロシキではなくランドロスか改造ハンマーなら楽になりそうな場面があったので裏目に出たなーと。
アメリカではバットが流行っているとは聞いていたのですが、イマイチその脅威にピンときていなかったのとレベルボールの消失による影響を都合のいいように考え過ぎていたことが反省点だと思います。
もちろんガマゲロゲもたくさんいたようですがビリゲノ入りのガマゲロゲが予選抜けしていたりして、到底今のままの自分の力では敵わないなと成長の必要性を痛感します。柔軟な思考と勝つために必要な流れを把握する力を磨きたいと思いました、終わり。
またも長くなりましたが関ジェネとても楽しかったです。運営してくださっている方々ありがとうございました。
それと読んでくださった方が万が一いらっしゃったら、それについてもありがとうございました。

気が向いたらぼちぼち書きます。

コメント

ゆうきパパ
2015年8月3日15:40

素晴らしい考察、熟読しました。
ゲンシグラードンならガマゲロゲには大体勝てるから、そんなに気にしなくてもよかったのではないでしょうか?
それにしても、たくさんいるガマゲロゲに1回もあたらず、あまりいないリーフィアライチュウにあたるとは、運がなかったですね。
構築は難しい。テンプレの構築ではある程度まではいけても、TOPプレーヤーには勝てないですね。

いと
2015年8月3日21:12

ゆうきパパさん
冗長になってしまった文章を読んでくださりありがとうございます。
自分もガマゲロゲデッキと対戦する前は、ゲンシグラードンならどうせ勝てるだろ〜と思っていたのですが、ガマゲロゲのサブアタッカーにミュウツーかイベルタルが入っているデッキの場合、ゲンシになる前にヘッドノイザーが貼られてしまうと起動に5エネかかり、しかも相手のXボールイビルボールの打点をあげてしまうことにもなり非常に苦しかったので、ガマゲロゲへのマークを薄くする踏ん切りがつかなかったのです…
運がなかったのは間違いないですが、当たりが悪くても勝てるようなデッキをめざしたいものですね。目標だけは高く!
テンプレの構築に一味加えて最高のデッキにするか、余計な1枚で全部を台無しにしてしまうか、本当に難しいところです。

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