さて、いつまでもあんなアホそうなタイトルの記事がブログのトップなのはマズイということでレックウザメガバトルで使ったガブチルのレシピを書いてみようと思います。クライマックス1回戦負けという微妙な結果ですが1つの区切り目として。
自分が真面目にポケモンカードというものを考えて行き着いた結果ではありますが、まだ改良の余地があった気がして悔しさが残ります。
いつものごとく無駄に長いので暇な時に読むか、飛ばしながらどうぞ!

ポケモン19
ガブ4-4-4
チルタリス2-2
ルチャブル2
ジラーチ1

グッズ14
レベルボール4
ポケモン通信2
パソ通(ACE)1
ふしぎなアメ1
シルバーパングル1
ちからのハチマキ2
せいなるはい1
バトルサーチャー2

サポート14
アララギ4
N3
ミツル2
アクロマ1
フラダリ2
センパイとコウハイ1
ポケセンのお姉さん1

サイレントラボ3

エネ10
格闘6
ダブルドラゴン4

ガブチルの原案は、特殊エネルギー特にニコタマ依存のガマゲロゲとレックシェイミが環境に多くいたエメラルドブレイク発売後しばらくの頃に生まれました。
エメラルドブレイクで追加されたダブルドラゴンエネルギーとミツルの存在が追い風になったことも影響しています。
ミツルで1ターン目にガバイトを立てることが可能になり、ドラゴンコールで追加のフカマルを呼べる安定感とふしぎなアメがない限りは3ターン目からしか攻撃を始められなかった弱点が改善され、ガブチルには待望のサポートでした。

個別解説
ポケモンについて。
ガブリアスラインは4-4-4以外ありえない。
なんなら6-6-5とかにしたいくらい。
チルタリスラインは必要最低限の2-2。デッキスペースが残ればチルットを3にしたい。
ルチャブル採用については逃げエネ0で後攻1ターン目からちゃんと殴れるアタッカーが欲しかったから。(ガブチルは後攻取るとかなり弱い)
でもこの枠は環境が進むにつれて非EXの増加が著しくクビ候補の筆頭でした。変更するならルチャブル1エモンガ1に変えるかチルットの枚数を増やす方向になったと思います。
ただガマゲロゲに対する勝率を盤石にするならルチャブルのままがベストと思い本番ではこのレシピ通り2枚で。結果論ではルチャブルが仕事をすることはなく、チルット増が正解だったかもしれません。
ジラーチについて。
最初はサイドを1枚ずつしか取られないというガブチルデッキのメリットを消すので入れない方が良いと考えていたのですが、ガブチルが勝てるかどうかはかなり初手の動きに依存していて、レベルボール→ジラーチ→ミツル→ガバイト→ドラゴンコールでフカマル出しという流れが決まるとガブチルで一番怖い、展開する前に轢き殺されることやロックされて動けなくなる確率が大幅に下がります。
加えてサイド2枚取られるのをメリットにしながら戦わなければならない試合も存在していて、ガブチルの苦手とする高耐久で満タンのくすりなどが入っているデッキ(例としてはまんたんメガライボルトやフレフワンバレット)にはあえてジラーチを初手に使った後、バトル場に壁として出して倒してもらい、以降はNを連打して相手が回復カードやドローソースを引かないことを祈る展開が最善手になることもあります。ジラーチを使ってしまった場合は最後までベンチに置いておいたがために相手残りサイド2からフラダリでジラーチが狙われて負けるのが一番弱いので、できるだけ早期の相手の場が完成していないうちに倒してもらえるように意識していました。

グッズについて
グッズ全般に言えることとしては、今の環境ではグッズカードは1ターン目にオーロット立ったり2ターン目からはブルブルされたりで、紙きれになる可能性を考慮し、必要最低限の枚数にすることを意識していました。
レベルボールは対象にならないのがガブリアスのみで、1ターン目にどれだけ展開できるかが生命線なガブチルでは4枚しかありえない。
ポケモン通信は5枚目以降のレベルボールであると同時に初手にガブリアスやチルタリスといった進化後を抱え込みすぎてアララギが打てなくなるのもカバーするためのカードです。かなり個人的に気に入っているカードですが3枚入れるとさすがにだぶつくので2枚。
パソ通は強いから入れる。序盤の動きを最優先しているのでダウジングはありえない。
ふしぎなアメは、展開に手間取ってしまったもののどうしても2ターン目からおんそくぎりで攻撃しないと負ける試合があるのでそこでリカバリーが効くように1枚だけ。パソ通で取ってくることも考慮しています。
バンクル1ハチマキ2について。
構築の初期段階ではバンクル2ハチマキ1でしたが非EXデッキやソーナンスの増加に対しての変更。ナンスをハチマキリューノブレードで1発なのはかなり大きいです。
バンクルが減るとチルタリス2バンクルつけガブのリューノブレードで170出してビリゲノや鋼のギルガルド(ラボで特性は止める)を1発の流れを作りにくくなるのですが環境的に少ないと判断して結論となりました。ただしイベルタルには厳しくなってしまいます。
せいなるはいは奥の手を入れていないので、釣竿か灰かが必須となりますが、ダブドラエネのおかげで比較的リューノブレードを打つデッキなためデッキトップからフカマルやチルットが死んだ時のケアをするためにも蘇生量の多いせいなるはいを選択。これによりアララギで少しなら重要なポケモンを切ってしまってもリカバリーが効きます。
また奥の手の不採用理由としてはこちらが奥の手を打つまでに相手が使ってくれる試合があまりにも多かったこと、自分が使うにしてもサポート使用権利を使ってまで奥の手を使用した場合そのターンにアドバンテージが取りきれず、むしろ相手のグッズが再利用可能になるためディスアドバンテージの方が多い場面ばかりであり、奥の手を使用することにより試合展開が有利に変わることは無いと判断したからです。
せいなるはいはグッズなので、対ガマゲロゲでは灰が使えませんが、多くのガマゲロゲがニコタマでブルバンをしてくるのでおんそくぎりで壊されたニコタマを回収するために相手から奥の手を打ってくれるので実際問題ありませんでした。
バトルサーチャーはフラダリやアクロマやセンパイコウハイを使い回すのが主なカードで、3枚以上入れた場合序盤のまだサポートがトラッシュに無い時に手札で腐るので2枚。

サポートについてはガマゲロゲ意識で少し多め。
アララギは当然の4。7枚確実に引けるカードが弱いわけがない。
N3枚は4でもいいけど、もっと入れたいカードが他にあったから。3枚で少ないとはあまり感じなかった。
ミツル2枚はサイド落ち考慮して2以上確定、3ターン目以降はほぼいらないカードなので3枚以上は無し、の結果。
アクロマは環境的に強いけれど、初手の展開のスピードに勝敗が大きく左右されるガブチルでは1枚が限界。これを2にするなら自分なら1ターン目でもきちんと6枚は保証されるNを増やして4枚にする。
フラダリ2はサーチャーと合わせて3回使える可能性をしっかり残しておきたいから。
また序盤でも相手のドータクンやシビビール、フレフワンなどを潰すことができれば流れを変えられるので。
センパイとコウハイは非常に個人的に評価しているカード。5回倒されてもいい非EXデッキのガブチルには相性がいい。2枚カードを持ってこられたらバンクルとダブドラエネ選択で、それまでにチルタリスを2つ作ってビリジオンを1発で倒せるようにしておこう、なんてゲームの流れを描きやすい。
ポケモンセンターのお姉さん、このカードがないと有利に見えるガマゲロゲに対してもどくさいみん光線の眠りで負けることがあるので必須カードだと思っています。ガブリアスが寝てしまった場合ジラーチで導いて持ってきていいほどのカードで、それくらいしてでもガマゲロゲのニコタマはコンスタントに毎ターン割らなければいけません。状態異常を回復するカードはいくつか思いつきますがガマゲロゲでは入れ替えもあなぬけも使えないので最低限の汎用性のあるAZかお姉さんになりますが、今回はお姉さんを選択しました。理由としては、出してしまったジラーチをどこかのタイミングで回収できるAZも選択肢かもしれませんがガマゲロゲの前から逃げるためにAZを使うとバトル場のガブリアスのエネルギーがトラッシュに落ちてしまうので、クラッシュハンマーとしたっぱで総エネルギーが削りきられることを考えるとエネ損失の起こさないお姉さんが優先されました。

スタジアム
サイレントラボは非常に優秀なスタジアムで、シェイミのセットアップやソーナンス、ギルガルド、ケルディオ、ダークライなど多くの有効な特性を無効化する役割があります。特にセットアップとナンスのがまんのかべを無効化できるのは非常に優秀で、ソーナンスでドラゴンコールを封じた気になっている相手にはラボでドラゴンコールを連打することができます。序盤に握って貼ること、スタジアムの取り合いも考慮して3枚。

エネルギーについてはシンプルに格闘6ダブドラ4です。
ブレンドエネルギーを入れているレシピを多く見かけましたが、クセロシキや改造ハンマーにかかってしまう点、ギルガルドとプロモのジラーチに窮屈になる点を考慮した上でそれでもブレンドエネルギーでないと困るような試合はほとんどなかったように思います。
リューノブレードを打つために既に格闘エネが1枚ついているガブリアスにダブドラエネを貼ることは一定頻度ありましたが、それで不都合が生じたのは対ミュウツーのエックスボールとイベルタルのイビルボールのみだったので自分は格闘基本エネを選択しました。


こうしてこのデッキはひとまず完成したわけですが、デッキに欲しいもののうまく入れられなかったカードがいくつかあります。
一つ目がびっくりメガホン。相手の軽石やハチマキを壊したいのに今のデッキでは相手の道具に干渉できません。特にダストダスに道具を貼られるとほぼ終了になります。その時はフラダリして倒すしかないでしょう。
二つ目はソーナンス。このままだとアーケオスで進化を封じられた場合ミツルを連打することでしかガブリアスを出せなくなりますが、ソーナンスをバトル場に投げられるとベンチで手札から進化させることが出来ます。ただソーナンスを引っ込める手段が欲しくなるので軽石かあな抜けか入れ替えが結局必要となり枠の関係上あきらめることになりました。

長々と書きましたが、採用理由なくデッキに入っているカードが存在しないことを確認した自己満足ですね。ガブチルとしてはそれほど変わった構築ではないと思います。奥の手が封印されたらニコタマ依存のガマゲロゲは減るでしょうが封印されるまでの間、ガマゲロゲだけは許さねえ!負けたくない!という方がいらしたら是非組んで使ってみてください。少しは日頃のストレスが発散できると思います。(どくさいみん光線とクラッシュハンマーには注意)

ここまで読んで下さった方がいらっしゃいましたら感謝します。ありがとうございました。また近いうちに何か更新します。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索